手袋は何かと面倒
クルマでは運転しながら何かをするということができますが,バイクではそれがほとんどできません。何をするにも手袋をはずさなければならない,これが簡単なことではありません。手袋ではスマホの操作など細かいことはできませんし,手袋を外したら外したでその置き場はありません。冬になってヒータつきの手袋をつけるようになったのですが,ヒータ用の配線のせいでますます手袋の着脱が面倒になってきました。
高速道路や有料道路での料金支払も手袋が問題になります。手袋をつけたまま,財布を開けて小銭を探してなんてできません。お待たせしている後ろのクルマ,イライラしてるだろうな・・・と。イラチでガラの悪いクルマだと後で煽ってくるかもしれません。ETCをつければよいのですが,バイク用のETCは高い! それより優先する買い物も色々あって購入は後回しになっています。
今日は平戸へツーリングに行くのに高速道路(西九州道)を使ったのですが,手袋をつけたままスピーディに道路料金を支払う方法を一思案し,実践してみました。
手袋をつけたまま道路料金を支払う方法
その方法はとてもアナログなものです。
まず事前に通過する各料金所での支払額を調べます。その額ちょうどの小銭を用意し,透明の養生テープで貼り付けてます。糊の粘着がほどほどで,きれいに剥がせ,価格も安い養生テープがベストです。
透明の養生テープを使うのは料金所の人がぱっと見で金額を確認できるようにするため,小銭の一部をテープの外に出しているのは料金所の人がお金をテープから取り出しやすくするためです。
こうして養生テープで束ねたお金を,さらに養生テープでタンクに貼り付けます。走行中に落ちないように,でも簡単に剥がせるように貼りましょう。
料金所通過のときに,このお金の束を引っ剥がして料金所の人に渡します。手袋を外す必要はなく,支払完了までものの十数秒です。
評価
今日は4回,この方法で支払をしました。料金所の人は一瞬「ん?!」という反応をしますが,すぐに対応してくださいます。
この方法のデメリットは,事前に高速道路を使う経路を決めておかないといけないこと,正確な金額を事前に調べないといけないこと,調べた情報が正しくないと現場で面倒なことになること,そんなところでしょうか。
スキー場のリフト券みたいに腕ホルダにつけたETCカードを料金所の人が読み取って腕ホルダに戻してくれるとか,Apple Watch で通過時に改札機にピッとか,ナンバープレート読み取って自動で課金するとかしてくれたら,こんなことしなくてもよいのですが。。。