(前回)
針尾無線塔のあとは定番の西海橋公園[地図]。過去に何回か通ったけど,公園まで降りて来たのは嫁とつきあってた20年くらい前の,針尾無線塔を見に来たときです。当時は廃墟巡りに嫁さんを連れ回していました。そのときは新西海橋はなかったです。
新西海橋の橋桁のキャットウォークみたいな通路は遊歩道になっています。橋の真下の針尾瀬戸の渦潮が見られますが,渦潮は冬より夏によく見られるそうで,冬は全然なようです。針尾瀬戸は佐世保湾,ひいては東シナ海と大村湾をつなぐ隘路になっているのですが,改めて地図を見ると大村湾って「湾」と言ってますが,袋状になっていてほとんど湖。この針尾瀬戸と川のような早岐瀬戸とでしか外洋につながっていません。ヨーロッパの黒海みたい。針尾瀬戸はイスタンブールのボスポラス海峡か。
【訂正】大村湾は針尾瀬戸だけではなく,あと早岐瀬戸を通じて外洋につながっていました。早岐瀬戸はハウステンボス駅の前を流れている「川」なんですが,地図を見ると川じゃない。一応,海でした。早岐瀬戸を川だというと,針尾島は島ではなくなってしまいます。
若き私の父が撮った1961年の西海橋の写真,あと当時の西海橋バス観光の写真が出てきました。今から60年以上も前の写真です。人のファッションは相当に変わってしまいましたが,西海橋はあまり変わっていないようです。Wikipedia の記事を見ると,西海橋って結構,エポックメーキングな橋だったようです。
なお,西海橋の佐世保側の岸にある西海橋公園の駐車場に無料で駐車,駐輪可能です。
(つづく)