おたくぐさ

コンピュータ,クルマやバイク,電子技術等等,オタクなトピックの駄文を書き散らし,垂れ流します。本サイトはアフィリエイトを設定しています。

じゃこ天は美味しくないよ子どもには(でも酒飲みにはお勧め)

秋田県の佐竹知事の「じゃこ天貧乏くさい」発言に関して。

www.yomiuri.co.jp

ブログ主が高校生のときに起きた東北熊襲発言事件を思い出し,大変なことになるのではと他人事ながら心配しました。東北熊襲発言のときは,「『熊襲』は東北とちがう,九州のほう。」と,騒動の本質じゃないところにツッコミを入れていました。

ja.wikipedia.org

昔とちがって,秋田県民から発言に対する批判や詫びなどがネットですぐに出たのと,それを見たのか,本来怒るであろう四国側がおとなの反応をしたのとで,地域対立になるどころか産業振興や文化広報につながって何よりです。

www.maff.go.jp

秋田ではないですが,「じゃこ天」が東北の仙台由来だったのは上記の記事で知りました。宇和島藩に来た伊達家の殿様が作らせたとは・・・。独眼竜政宗で仙台ばかり目立ってますが,実は宇和島の殿様も伊達氏だったりします。幕末には名君,伊達宗城公を出してます。でも佐竹と伊達だと不倶戴天か。

じゃこ天を貧乏くさいと思ったことはないのですが,いわゆる「おかあさんはやすめ」が大好きな子ども時代,決して好きな食べ物ではありませんでした。ふたりの祖母も母も愛媛出身で,物心ついた頃からじゃこ天は食卓にあがっていました。焼くよりは,出汁で小松菜などと一緒に炊いていることが多かったかな。嫌いまではいきませんが,ちょっと食傷気味で積極的には食べない感じです。粉砕された魚の骨のようなジョリジョリ感のある舌触りもいまひとつ好きになれなかった要素です。

じゃこ天を食べるようになった,というか好物に逆転したのはお酒,特に焼酎を飲み出してからです。年末に福岡の岩田屋の中にある紀ノ国屋さんで見つけたので買ってきました。

じゃこ天

お勧めの食べ方は,軽く焦げ目がつくぐらいに焼き網であぶるか,フライパンに薄くごま油をひき,やはり軽く焦げ目がつくぐらいに焼きます。焼きあがったものを短冊状に切り,生姜醤油,わさび醤油,唐辛子マヨなど好きなものをつけて食べます。日本酒(冷酒がいいと思います)や焼酎にとてもよく合います。

焼いて切ってみました。無精してそこらへんのナイフで切ったので,切り方がきれいではありません。

じゃこ天

頂き物の三重・鈴鹿のお酒,『作 穂乃智』と一緒に。ここのお酒は伊勢志摩サミットの乾杯に使われたそうです。(升とグラスは新潟で買ってきたもので関係はありません。)

三重・鈴鹿のお酒『作 穂乃智』

今回の一件で,じゃこ天がスーパーや居酒屋に全国ブレークすることをちょっと期待してたりします。調理の手間と時間はかからないし,居酒屋向けとも思うのですが。