おたくぐさ

コンピュータ,クルマやバイク,電子技術等等,オタクなトピックの駄文を書き散らし,垂れ流します。本サイトはアフィリエイトを設定しています。

福岡で調達するドイツ飯

あまり美味しい食べ物がないイメージのドイツ。どこで何食べても美味しいイタリア,スペイン,ポルトガルみたいなことはないものの,ちゃんと探せばそれなりに美味しいものがあるのがドイツです。ゲルマンというか,プロテスタントというか,その界隈の国では頑張っているほうだと思います。

1年暮らしたこともあって,ときどきドイツの味を懐かしみたくなったりします。明治時代にドイツの技術者を招聘して醸造したという「カブトビール」を半田で買ってきたこともあり,ドイツ料理を調達することにしました。

www.city.handa.lg.jp zhainan.hatenablog.com

プレッツェル(Brezel)

ドイツ人のソウルフード,日本人にとってのおにぎりにあたる食べ物だと思っています。

de.wikipedia.org

駅の売店とかでよく売られていて,ドイツ人たちも旅の途中の小腹が空いたときなどに食べているようです。表面に岩塩がまぶしてあって,それを払い落として食べるのらしいのですが,ブログ主は塩辛いものが好きなのでそのまま食べています。

プレッツェルを昔から福岡で作り続けている老舗が『Sailer』さん[地図]。福岡ではかなり知られている名店です。創業者はオーストリア人ですので,現地(ドイツ文化圏)と違わぬお味です。いつ行ってもお客がいっぱい,夕方になるとほとんど売り切れになるので,昼下がりまでには行くべき店です。プレッツェル(Brezel)とジャガイモパン(Kartoffelbrot)をゲット。

sailer.jp

フライシュケーゼ(Fleischkäse)

ドイツ語で「Fleisch」は「肉」,「Käse」は「チーズ」なので,「肉チーズ? どこがチーズなんだ。」と思っていましたが,Wikipedia によればチーズは無関係のようです。

ja.wikipedia.org

フライシュケーゼはスーパーのレジの外でよく売られています。まるで日本のコンビニの揚げ物コーナーのような感じです。注文するとその場で15mm程度の厚さに切ってパンに挟んでくれます。ケチャップ(Ketchup)かけるかとか,マスタード(Senf)かけるかとか聞かれます。大して言葉もできないので,「bitte,bitte」(英語の「please, please」)と言ってました。お値段は2€ぐらい。どこで食べても美味しいです。

このフライシュケーゼを福岡で調達できるのが,『シュタットマインツ』さん[地図]です。テイクアウトメニューに挙がってなかったので心配しましたが,聞いてみたら買えました! 900円で2切れ(1切れ100g)だったかな。

www.zurstadtmainz.jp

ザワークラウト(Sauerkrout)

直訳しても,食べても「酸っぱいキャベツ」。ソーセージの横によくついてくるアレです。スーパーやカルディで瓶詰や缶詰が売られています。

自分で作ったりもできるようです。ビタミンCが豊富ですし,災害時用の非常食に作っておいてよいかも。クック船長はこれで乗組員の壊血病を予防したようです。日本海軍や南極観測船ザワークラウトではなくてモヤシですね。ソーセージにつけるのも理にかなってます。

gendai.media

上述のシュタットマインツさんではザワークラウトも買えます。瓶詰,缶詰のは酸味がきついことが多いのですが,ここのはとてもマイルドな味になっています。

カブトビールとドイツ飯

フライシュケーゼは軽く焦げ目がつくぐらいに,フライパンで両面を焼きます。

フライシュケーゼ

大正版カブトビールとドイツ飯。

大正版カブトビール・プレッツェル・フライシュケーゼ・ザワークラウト

明治版カブトビール。ちょっと甘口です。スリランカのライオンビールが好きな人は気に入るかもしれません。

明治版カブトビール

明治版,大正版,どちらも美味しいですが,明治版のほうが好きかな。個人の好みです。また買いたいけど,1本700円はちょっと高いです・・・。